まだ2020年だと言い張っておきます。 ネタバレがガッツリあります。
初見
キングスマン: ゴールデン・サークル
2017年公開のスパイアクション映画。キングスマンの続編。
9月に前作キングスマンを視聴した直後、良いタイミングでHuluから配信開始されていた。
前作は非常に面白かったが今作は普通以上と言った感じ。つまらなくはないが満足度はそこまで高くなかった。
アクション・演出は前作同様非常にハイクオリティだったものの、ストーリーが薄味……というか個人的にはあまり満足できなかった。
ハリーが復活すること自体については両論わかるので不問にするとしても、復活までにあれだけフラストレーションを溜めさせられたのだから復活後は気持ちよく発散させて欲しかった。中盤は基本的にアテにならない要員になってしまっていて前作との差に悲しくなった。基本的に強いけど、ちょっとした所でミスして二転三転させるくらいの扱いの方がまだ理解できた。せめて復活直後にボコられず圧勝させておけばラスボスの戦闘にも新鮮さ増して良かったように思うが……。
あとは黒幕・ラスボス共に印象が薄かったように思う。
ハリー復活前後からモヤモヤを抱え続けてしまったが、140分の作品を退屈せずに見ることができたので間違いなく面白い側の作品ではあった。前作とテイストは同じだし、前作好きなら見て損することはないはず。
鬼滅の刃
言わずもがなの話題作。
2016年連載開始、2019年4月にアニメ化、2020年10月から劇場版の無限列車編が上映されている。
連載開始当初~無限列車編の辺りまではジャンプ本誌で読んでいたが、その後から読まなくなってしまっていた。
今回見たのはアニメ。映画は未視聴。
制作がUfotableなだけあって流石のクオリティ。流行り物は抑えておこう程度の気持ちで見ていたが、呼吸法のエフェクトだけでも見る価値あった。
ただストーリーはアニメでやった部分までだと普通。どちらかと言うと退屈寄りだったかもしれないのだが、劇場版までの繋ぎと考えるとまぁ納得。幹部グループ(柱)との顔合わせが済んで、主人公グループの療養&修行の完了でこれからめちゃくちゃ面白くなりそうってところで終わったので。劇場版と合わせた評価ならもっと評価高くなると思う。僕はまだ見てないけど。
あまり自分向けではない作品(not for me)だとは感じた。「この技をあと1回使えば倒れてしまうだろう」みたいな説明が多くて、テンポを損なっていると感じる部分が結構あって気になってしまった。
原作は連載当時しか読んでなかったので週1ペースだったので同じくテンポも気になっていたんだと思うが、今はもう完結していて一気読みできるのでアニメよりは原作の方が良く感じるかもしれない。機会あれば単行本買って読みたい。
Sayonara Wild Heart
2019年9月に発売されたインディーのアクションゲーム。
自動的に画面奥へスクロールして進んでいく中、障害物や妨害を避けながらステージのクリアを目指す。
クリアまでの総プレイ時間は2時間弱。ストーリーが短く本当にあっさり終わったが、満足度はかなり高い。独特の世界観とビジュアル、クオリティの高いポップなBGM、ステージ毎に変化するゲームジャンルなどなど飽きる要素がなかった。
チュートリアルはほぼ皆無だったはずだが、操作は移動+QTEのみと至ってシンプル。ギミックがあるステージでも最初に多少デモが入ってギミックが理解できるようになっている。基本避けゲーで一度被弾すれば即アウトだが、チェックポイントが細かく存在しているため被弾直前くらいからリスタートできることが多く、テンポが良く進めることができる。
ステージの進行と共にストーリーも進んでいくが台詞が全く存在しなかったり、余計な説明を省いてゲームスピードとゲームテンポが底上げされている。
欠点を挙げるならゲーム自体の単純さとボリュームかと思う。レースになったりSTGになったりQTEが混じってきたりと変化はあるが、良くも悪くもそれぞれは単調だし難しさがなく、ストーリーも説明がほぼないため雰囲気で進む上に短いので、人を選びそうだと感じた。
東方原作好きな人は好きそう(勝手なイメージ)
劇場版ヴァイオレットエヴァーガーデン
二度の延期を経て2020年9月に公開された。アニメ版の続編となる完全新作。
正直なところ、こちらもnot for meだと感じた。世間の評価は高いし映像のクオリティも非常に高いのだが、自分には刺さらなかった。
アニメ版はめちゃくちゃ感動して常に泣いてたくらいだったが、劇場版で泣けたのは1回のみで、しかもその1回もアニメの回想だった。
少佐が生きてたこと自体は別にどちらでも良いと思ってたのだが、この少佐に全く感情移入できなかった。いや戦争から目背けて隠居してるのは分かるのだが、物語の終了まで一切の成長がないので登場した意味は一体何だったのか疑問に感じてしまった。
ヴァイオレットちゃんの心の支えだったのはわかるのだが、終盤で少佐よりも約束を守って仕事を取る心の成長が見れた(結局仕事には戻れなかったが)ので最早ヴァイオレットちゃんに少佐の存在は不要だったのではと思う。
それなのに最終的に仕事も辞めて一緒に生きるエンドでかなり驚いた。少佐を忘れ自立できるようになってハッピーエンドかと思ってたので、そのギャップに落胆してしまった。
しかもヴァイオレットちゃんが仕事に戻れなかったので、その一方で亡くなった子供の登場意義もよくわからなくなっていた。おそらく電話の活躍と郵便局員の電話に対するマイナス感情の解消を描きたかったのだと思うが……。
とにかくヴァイオレットちゃんと少佐が結ばれてしまったのが残念でならなかった。劇中で少佐がもっと成長し、それに僕が良い印象を持てていれば素直に感動してヴァイオレットちゃんと結ばれたことにも喜んで泣くこともできたのだろうが……。今のままではヴァイオレットちゃんの才能が勿体ないと感じてしまった。
まぁ最終的に愛に収まるのもそりゃそうだし納得はするのだけれど。
以上、気になる部分は多かったが、映像・演出・劇伴全てハイクオリティだし、アニメ版の続きを見れて純粋に嬉しいという気持ちも大きい。
僕には合わなかったが、これもアニメ版のファンなら見て損は絶対にしないと思う。
アニメ版見たことない人は是非見ましょう。そちらは僕も大絶賛してます。マジでオススメです。
Unnamed Memory
2008年から連載されていたweb小説。Twitterのフォロワーからの勧めで読み始めた。
kakuyomu.jp
久しぶりにweb小説を読んだが非常に面白かった。ファンタジーだが恋愛要素が多めというのは事前に聞いていたので、それも抵抗なく楽しみに読み進めることができた。
最初は1日1話単位で読んでいたが、途中から展開が衝撃的すぎてどんどん読むペースが上がっていってしまった。
世界観はあまり説明されていないが、だいたい剣と魔法のファンタジー。そもそも話の舞台が城内であることが多いため、あまり気にならなかった。魔法の設定はしっかり作ってあったし、設定面でも気になる部分はなかった。
登場キャラクターも多かったが、キャラは立ってるし結構な頻度で皆出てくるので割とすぐに覚えることができた。
総括して特に欠点が思い浮かばず良い作品だった。勧めてくれて本当に感謝。
逆転裁判123 -成歩堂セレクション-
dawn-redmoon.hatenablog.com
こちらの記事に書いたので割愛。やっぱり別記事に分けてたほうが良かったと今更ながら思った。
次は気をつけます。
1月5日までウィンターセールやってるので絶対に買いましょう。
ボヘミアン・ラプソディ
2018年公開。世界的ロックバンドのクイーンのボーカルであるフレディー・マーキュリーの伝記作品。
特段クイーンのファンと言うわけではなく、有名所の曲を大体知ってるくらいだったが、「We Will Rock You」「Bohemian Rhapsody」の誕生当時の背景などのシーンは面白かった。
ただ映画としてみると普通以上くらいの印象。フレディー・マーキュリーのセクシュアリティに関しては今の時代特に取り上げられるほどでもないし。(とは言えフレディーを取り巻く環境や当時の風当たりを考えると無視はできる要素ではないが)
ファンなら絶対に見得だと思う。僕はそうでもなかったが教養の一環として楽しめた。最後のライブエイドの再現シーンは感動もしたし、僕が好きな「Don't Stop Me Now」もエンドロールで流れてくれて良かった。
あとブライアン・メイがめちゃくちゃ似てて笑った。
魔女の旅々
2020年秋アニメその1。1話完結の短編集のような形だが、時系列順にはなっている。
1話完結の短編集、しかも各国を旅していくということでキノの旅に似ているが、ラノベももう歴史長いし意識的だとしても別に良いかと思って視聴継続。最後まで特に意外な展開もなかったが、作業中の暇潰しに見ているだけだったし別に良し。1話は面白かったし、イレイナちゃんは毎回可愛いし、特に不快になる要素もなかった。
3話のイレイナが不快という意見も多かったみたいだが、前半後半どちらの話も見捨てるのは正解だと思うし、そもそも助けられないだろこれ……。
1話完結形式は見てて疲れなくてかなり良い。こういうの好きなので増えてくれると個人的には嬉しい。
僕のお気に入りイレイナちゃんは7話のふみふみ言ってるイレイナちゃん。
魔王城でおやすみ
2020年秋アニメその2。
魔王軍に攫われた王女が寝る以外やることがないので、せめて安眠を目指すコメディ作品。
寝具やその材料を魔王城で現地調達してより良い睡眠を目指すという流れがダンジョン飯によく似ていると感じた。
ただダンジョン飯よりもコメディに寄っていて、攫われの姫の身でありながらモンスターから材料調達したり本当にやりたい放題。舞台もファンタジー……というかまんまドラクエ的RPGなので軽率に死んだりする。
魔王たちのほうが振り回されてるし、なんかどんどん姫と仲良くなってて、それが面白かった。魔王軍のほうが常識人ポジションで不憫な役の作品好き。
原作は週刊少年サンデーで、2016年から連載してたらしいのだが全く知らなかった。もう数年サンデーは読んでおらず、本当に無知になってしまっていてちょっとだけ悲しくなった。
主人公の姫のCVが水瀬いのりで、そのままOPも歌ってるので毎回癒やされが発生して、この作品も作業中のBGMとして良かった。コメディだから眺めてても疲れないし。
お気に入りのキャラはさっきゅん。幸薄そうなCV小澤亜李のキャラ。出番が少なくて悲しかったので二期やってもっと出して欲しい。
男キャラでは「あくましゅうどうし」「アなんとか君」が好き。
非初見
ログ・ホライズン(1期2期)
2013年に放送された作品。数万人が一斉にMMORPGの世界に転生してしまい、そこから秩序回復・生活基盤の構築・元の世界への帰還を目指す。
顔よりでかいハンバーガーを食べるアカツキちゃんかわゆす。
ちょっと前からようやくdアニメストアに2期が追加されたし、その2期から数年の時を経て遂に1月から3期をやるので見てください。
www6.nhk.or.jp
はたらく魔王さま!
こちらも2013年に放送された作品。魔王がこちらの世界に転移してくる逆異世界転移作品。
この作品とても好きで、2年に1回くらいのペースで通して見てる。
それだけ見てるのに原作は読んだことがないので、もう完結しているし読んでみようと思っている。
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している
2013年放送作品その3。脳内に現れた選択肢をどちらか絶対に選ばなければならない能力?を持った主人公が頑張るコメディ作品。
何故か逆立ちするOPはちょっと有名。あと普通に良い曲なので今でも聞いてる。
余りにもギャグがくだらなさすぎてかなり好き。
(1)乳首をつまみながら「はいはい下らない喧嘩はそこまでだ 」
(2)「パイパイ下らない喧嘩はそこまでだ 」
NEW GAME!(1期2期)
2016年に放送された作品。ゲーム会社に務める女の子の日常作品。
store.line.me
青葉ちゃんが一番好きなんだけど、ねねっちスタンプ使ってたらねねっちもかなり好きになってきた。
もうバグはありましぇんスタンプが好き。使う機会はない。
青葉ちゃんは黒沢凛ちゃんだし、ひふみ先輩は七倉小春ちゃんで実質アイカツなので3期頼む。
実質アイカツは冗談だとしても原作は全部買ってるくらい好きなので本当に3期頼む。